子どもの習い事、人気ランキングと費用
<ファイナンシャルプランナーへのご相談コーナー>
Q5 子どもの習い事、人気ランキングと学年別の平均費用
子どもを習い事に通わせたいけどどんな習い事がよいか、費用面を含めて迷っている親御さんも多いようです。
幼児期から小学校までの「習い事」のお金の掛け方を調べてみると、小学3年生が習い事費用のピークになり、更に学年が上がるにつれて「学習塾等」の費用が高まっていきます。
習い事の人気ランキングを見てみると、男女ともにダントツの第1位がスイミング教室です。多くの小学校で水泳の授業があることや子どもの骨格作りのために通わせる親御さんが多いようです。
そして第2位が英会話・英語教室です。英語の発音を聴き分ける能力(いわゆる「英語耳」)は6歳までに完成するとも言われており、幼児期から人気があるようです。
第3位以下では男子は習字、そろばん、体操、サッカー、武道(空手・柔道など)の人気が高く、女子ではピアノ、習字、ダンス、バレエなどの人気が続きます。
習い事は子どもにとってスキルを習得する機会でありますが、先生やコーチといった親以外の大人との接点を持てたり、周りの子どもとの関係構築を通じて、大きな成長につながる機会にもなります。
お子さんの飲み込みのペースが遅くても、急に伸びる時期が訪れることもあり、親子で共に成長する気持ちで気長に見守ることが大切です。
下のグラフにあるように、年間で見た習い事・学習塾の費用総額は家計にとって大きな負担になります。あれもこれもと通わせたい親の気持ちは分かりますが、周囲に流されず、一定のルールで習い事に通わせると良いでしょう。
習い事、学習塾等のお金の掛け方(年間支出額)