シングル女子のあんしん未来家計簿
単身女性のQ&A:将来の老後に備えてマンションを買うべきか、賃貸生活を続けるべきでしょうか?
ご相談内容
専門商社の事務職として10年以上働いています。都内の家賃7万5000円 の賃貸マンションに住んでいますが、友人や同僚から家賃がもったいないと言われています。
老後の心配はまだ早いとおもいますが、ワンルームマンションを買いたいと考えています。ファイナンシャルプランナーの方のご意見をお聞かせください。
<世帯の概況>
・女性40歳 年収320万円(専門商社事務職)
・兄夫婦が親と同居しているため、親との同居予定なし
・自己資金450万円
FPのご回答
老後までの家計の予想キャシュフロー(現金収支)を詳しく計算 したところ、現在の賃貸生活を 続けた場合は老後の資金繰り が厳しくなることが予想されます。
一方、1700万円以内の築10年以内の中古マンションを購入した場合、老後の資金繰りは安定することが見込まれます。ただし15年後あたりの手元資金が厳しくなるため、めいいっぱいローンを組まず、1600万円以内のマンションがベターです。
また、マンションを購入する場合、将来の結婚などライフプランの変更が生じた場合の対応を検討しておく必要がありますが、賃貸の需要がある立地であれば貸し出したり、売却で対応できる場合もあります。今回は60歳から年金の支給される65歳までの就業環境をお伺いし、ローンの借入期間などを調整することで、全体的な最適化を図ってバランスを取っています。
尚、不動産を所有する場合、万一の震災に備えた地震保険への加入をアドバイスしています。
※ご相談者さまの家計状況や将来予想等により、アドバイスの結果は異なります。一つの参考事例としてご覧ください。